2006/5/15



今日も朝起きて、まず蛹君の様子を見たのですが
昨日までと違い、表面がシワシワになっていて、角の部分はまるで
空気が抜けたかのように、ペコペコっとへこんで来ていました。
もしかすると、今日あたり羽化しそうな感じがして、観察を続けたかったのですが
仕事に行かなくてはなりません。
ん〜、昨日の日曜日だったらよかったのに!残念!



そして帰宅後、羽化したかな?っと何にも目をくれず、まず蛹君の様子をチェック。
ケースの中が曇っていたので、外からは確認できないので、
そっと、ケースを持ち上げフタを開けると・・・・

ひっくり返った状態の羽化したカブト君がいるじゃないですか!!
蛹室の中にいるもんだと思っていたので、一瞬びっくりしてケースを落しそうになりました。
危ない危ない。


  
ひっくり返ったまま全然動かなくて、もしや!っと思いそっと触ってみると
足をバタバタ動かし始め生存が確認できました。
まだ、羽の色も薄く、角には蛹の皮がまだ付いています。
どうやら、羽化後まだ間もないようですね。
床の上に置いてみると、一生懸命歩こうとしますが、
どうも、まだ足の使い方が下手で動きが変な感じで、特にフセツを
動かすのが難しいようです。




これが、蛹の抜け殻なのですが、殻の中のお尻の部分には水が溜まっていました。
水が溜まっているせいか、意外に重く体上半分は薄い皮でパリパリでしたが、
体の下半分は、少し厚みがあり、まだ弾力性も残っています。



早速中プラケースにマットを入れて、中に入れてあげました。
   
朽木の上に乗せて、写真を撮った後、横に落ちてしまってそのまま動きません。
まだ、体が出来ていないのか、動く気がないのか、動けないのか、
よく分からないですが、とにかく無事に羽化してくれてうれしいかぎりです。
結局、この子は前蛹期間、1週間、蛹期間19日間で羽化しました。
思えば去年の晩夏、3mmほどの卵だったのがこんなに立派になるんですもんね。
かなり感動です。



温室組みの3頭のうち、蛹化に立ち会った子は息子の友達に里子に出しましたので、
最後の蛹君1頭を人工蛹室に移動してもらいました。

   
この子もかなり色付いてきて、蛹の中に角の形が透けて見えるようになってきています。
この子は、今日羽化した子の約5日後に蛹化したので、
羽化は今月19日か20日ぐらいでしょうか?
今度は羽化の瞬間を見てみたいものです。


すごく達成感が得られた成虫君観察でした。





   







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