2006/6/21
今日、国産カブトムシ君のペットボトルで他に羽化している子はいないのだろうか？っと
思っていたのですが、よ〜く考えてみるとペットボトルの見えない所で蛹化した子達が
羽化しているか、していないか、見極める方法があることに気が付きました。
まだ羽化していない蛹君が入っているペットボトルを手に持ち少し傾けたりして、振動を与えてみると、
まだ羽化していない蛹君たちの場合、コト・・・コト・・・と蛹室の壁に体を当てる音と、
わずかな振動が感じ取れるのです。
だけど、羽化しているカブトムシ君たちは足を自由に使えるので、蛹室にしっかり掴まって
ペットボトルを傾けても音がしないはずだと思い、確認してみる事に・・・
すると、11本のペットボトルのうち、8本は蛹の時の特有の振動、及び音が聞こえたのですが、
残り３本のペットボトルからは反応がなく、もしかしたら羽化しているかも？？っと思い、
掘り返してみました。
まず、最終体重23ｇの♀君のペットボトル。
お！！やはり私のカンは当たっていたようで、蛹室の壁にしっかり
つかまっている羽化した♀君が出てきました。
まだ羽化したてのようで羽の部分は色が薄かったです。
早速、小プラケースで活動を開始するまで休眠してもらう事にしました。
そして次は最終体重24ｇの♀君のペットボトル。
このペットボトルを掘り返していくと・・・・
ん？角の様な物が見える、なんでやろ？
もう少し蛹室のてっぺんを取り除いて中をよく見てみると、なんと！！！！
♀君だとばかり思っていたE♀君が実は小さな♂君でした。
ん〜、国産の性別判断はかなり自身があったのに・・・案外難しい物なのかも・・・・
写真では分からないけど、小さくて赤みの強いかわいい子ですよ〜。
この子も別の小プラケースで休眠してもらう事にします。
そして、最後のペットボトルを確認してみる事に。
このペットボトルの子は以前から紹介している、背中いがみ君の入ってるやつなんです。
ちゃんと無事に羽化できたやろか？？
期待と不安でいっぱいです。
蛹室の上の部分が出てきました、
さて、羽化しているか、まだ蛹か？私のカンはどうでしょう？
そして、掘り返してみると・・・・・・・・・・・
なんと・・・角が前に曲がって顔の近くにあり、羽化しようとした様ですが、
残念ながら、羽化できずに★になってしまっていました。
写真は撮ってあるのですが、やはりかわいそうなので今回は載せないでおこうと思います。
かなり後悔しています、一番気に掛けて飼育してきたママカブが最後に残した
我が家の末っ子だったので、蛹室を作った時点で露天掘りしたらよかったと・・・・
やはり、卵の時から育て、特に気に掛けていた子なので、
あの状態を見たときはかなりブルー入りました。
★になっていたので、この子のペットボトルからは、振動と音が聞こえなかったようです。
ちょっと、良い発見をしたと思ったけど、★になってる時も振動と音が聞こえない
と思うと、次から掘り返すのが怖くなりそうな感じです。
