2006/6/25



さて、今日は予定していた羽化していると思われるカブトムシ君たちを
取り出してみたいと思います。


そして、容器を手に取り中の様子を音と振動で確認してみると、
残り7本のうち、3本からは反応が無いのでこの3本はすでに羽化してると思われる。

まず、最終体重34ｇだった♂君。
早速、1本目の容器を慎重にナイフで開いてみました。
　　
そして取り出したマットの塊を少しずつ削っていくと、土の繭が出てきました。
フタ開けるよ、ちゃんと羽化しててくれよ！！

　
中の様子を見てみると、赤みの強いかっこいい♂君がこっちを見ていました。
角の曲がりなど、おかしな所もなく、無事に羽化できていました。
このままの状態で休眠してもらいます。



次は最終体重33ｇの子。
この子のペットボトルもナイフで開いてやろうとしたのですが、
マットが感想気味で、マットの塊を持ったと同時にバラバラと崩れてしまいした。
でも、かろうじて形の残っている蛹室の中には羽化したての♂君がいました。

上翅の色から見ると、まだ羽化してから2〜3時間ぐらいのようです。
もう少し早ければ危ない所でした。
羽化の最中だったら危険ですからね〜。
これからは中の様子を確認後、羽化している様でも
最低一日は取り出さないほうがいいと思わされました。




そして次は最終体重22ｇの♀。

この子も容器をナイフで開いたのですが、蛹室を容器の隅に作っていたので
容器を開けると、蛹室の一部に穴が開いてしまいました。
　　


この子は羽化してそこそこ時間が経っているようなので、
蛹室から出てきてもらい、プリンカップで休息してもらうことにします。



今日の掘り出した子達は無事に羽化できていたようで嬉しかったです。
残りは4頭、みんな無事に羽化しておくれよ！！