2008/5/21



昨日、蛹室を確認した背中いがみ幼虫君。
ホントは羽化までソットしておく予定やったんやけど、
どうしても確認してみたい事があって、
やっぱり掘り返して、様子を見てみることにしました。




慎重にマットを上のほうから取り除いていくと、

無事に蛹化してる小さな♂君と
前蛹状態の♀君(多分)がいました♪




で、早速蛹化している♂君を調べてみる事に。
何を調べるかと言いますと、背中のいがみが蛹の時には
どうなってるのか??ってのが気になってたんですよね〜〜。






ちなみにこの写真がこの♂君の幼虫時代なんです。
かなりいがんでますね〜。






とにかく、♂蛹君を取り出してみました。
   
お腹側は幼虫の時と同じくまったく問題はありません。
で、背中をよく見てみると少しいがんでるような部分があるんです。






もう少しアップで。

よく見ないと分からないけど、やっぱりお尻に近い部分に
左右非対称の部分がありました。
やっぱりもって生まれた体のいがみは、
蛹になっても治らないようですね〜。



そう言えば、去年も背中のいがんだ♀幼虫君がいたんですが、
無事に羽化した後は、他の子達と同じくまったく正常やったんです。

この♂君も無事に羽化できれば、
いがんでる部分は羽の下に隠れてしまって見えなくなるんでしょうね〜。
それにしても、幼虫の時はいがみ具合があれだけ目立ってたのに
蛹になると殆んどわからなくなるモンなんですね。



前から気になってたことが分かって、
気分もスッキリしたので、♂蛹君には蛹室に戻ってもらいました。

この♂君、最終体重が23gと言うだけあって
かなりのちびっ子です。
ちびっ子でもいがんでてもいいから、とにかく羽化して欲しいですね。





前蛹状態の子もよく見てみると、
かなりシワシワですでに手足を動かす事はできない感じになってるけど
蛹化にはもう少し時間がかかりそうです。


ハンデを背負いながらも一生懸命ココまで来たんやから
最後までガンバレ!!






で、もう1つ気になる事が、
あの、黒点病のミニ幼虫君です。
この子の入ってるケースはどこからどう見ても
蛹室が確認できないんですよね〜〜。

って言うわけで、覚悟を決めて様子を見てみることにしたんです。



いつもの様に慎重にマットを上から取り除いていくと、
なんと蛹室があるんですよ〜〜!!
で、穴を開けてみると
あまりよく見えないけど、蛹になってるっぽいんです!

でも、小さな穴じゃあまりよく見えないので
取り出してみることにしたんです。


すると!?




   
喜んだのもつかの間・・・・

不全でした。



でも、殆んど脱げてるんですよね〜〜。
だけど無理やろな〜〜、って思いながら一応脱ぎきれなかった部分を
取り除いてみました。



   
もうホントにおしいです!!
ほとんど脱げてるんですよ〜〜、
あと後ろ足とお尻が脱げたら終わりやったのに・・・
残念・・・

すでに動きも鈍いし、何故かお尻が右にいがんだままになってるし
やっぱ羽化は無理やろな〜〜。
でも、少しの可能性にかけて、ソット様子を見ていこうと思います。


黒点幼虫君で体重がすごく軽くても、
がんばって飼育すれば羽化まで行ける可能性もあるって分かりました。
今日は色々と勉強になった蛹君観察でした。





   





















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