カブトムシな部屋   飼育方法&用品紹介
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8月

7月に無事に健康な卵を得る事が出来れば、今月から幼虫飼育が始まります。
産みたてのカブトムシ君の卵は、真っ白で細長い形状をしています。

見た感じは、米粒を一回り小さくした感じです。

このカブトムシの卵は、最初は細長いのですが日数を経ていくと、次第に
まん丸になってきます。
そして、孵化間近に卵の様子をよく見てみると、中の幼虫君が
透けて見え始め、こうなればかなり孵化が近いのです。

私の経験から言うと、卵は産み付けられてから大体2週間(14日)で
孵化し、幼虫君の姿へと変わります。

最初は、とても小さな弱々しい幼虫君ですが、この幼虫君たちが
マットをたくさん食べて、次に初夏には立派なカブトムシ君となるのです。
この生まれ立ての幼虫君は直接手で持たないでくださいね、潰してしまう
可能性があるので、スプーンを使用してください。



次に幼虫飼育について説明します。

○幼虫飼育に必要なもの

飼育する頭数に見合った飼育ケース。
マット、腐葉土。



まず、幼虫君を何頭飼育するのか始めに決めておいた方がいいと思います。
孵化した時の幼虫君は5mm程度の小さなイモムシですが、
食欲旺盛で見る見るうち大きく育ち、すごく成長が早いのです。
なので、幼虫君が大きくなる前に飼育する頭数に見合った、飼育ケース&マット
をあらかじめ用意しておいた方がいいです。
最終的には幼虫君1頭あたり2Lほどのスペースを考えて置いてください。

幼虫君達の飼育場所ですが、成虫と同じく涼しくて風通しの良い場所が
好ましいですね。
暗い場所で飼育すると、ケース側面から幼虫君の姿を観察できる事が、
多くなるかもしれないです。


生まれ立ての幼虫君は初令幼虫と言います。
そして、幼虫君達はマットや腐葉土などを食べて成長していきます。
なので、くれぐれもマットは幼虫君たちが食べれるマットを使ってくださいね。
あまり飼育費を使いたくない場合は、ホームセンター等で売られている
園芸用の腐葉土でも飼育が可能です。
私も園芸用の腐葉土で卵から成虫まで育てた事があります。
ただ、園芸用の腐葉土の中には、殺虫成分の入ってるもの等があり
そう言った物は使えません。
もし、園芸用の腐葉土を使う場合は、よくよく調べてから使うように
してください。

それと、カブトムシ君達は成虫になったあとは、いくら高価な餌を与えても
羽化した時のままそれ以上大きくなる事はありません。
なので、どうしても大きなカブトムシ君を作り出したい場合は
園芸用の腐葉土等より、専用のマットを使う事をお勧めします。


生まれて来た初令幼虫は時間を惜しまずマットを食べ続けて糞もたくさんします。
初令の時期の糞はすごく小さいですが、マットとは明らかに違いますので
ケース内に糞が目立ち始めたら、マットを交換してあげてください。
それと水分にも注意が必要です。
マット表面が乾燥し始めたら、霧吹きなどで加水してください。


やがて、生まれてから2週間ほどすれば、1回目の脱皮を経て
2令幼虫へとなります。

上の画像の左が2令幼虫、右が初令幼虫です。
体の大きさは同じぐらいですが、何が違うか分かりますか?
そうです、頭の大きさが違うのです。
カブトムシの幼虫君は、体はマットを食べてどんどん大きくなっていきますが
頭は脱皮を経て大きくなっていくのです。
なので、少し経験をつめば「いま何令幼虫かな?」って言うのは
頭の大きさで判別が出来るようになります。

この間も、幼虫君はドンドンマットを食べ続けるので、
マットの状態はよく確認するようにして、必要であれば加水、交換など
お世話をしてあげてくださいね。




○今月の注意点

卵の扱いは慎重に!
マットの乾燥に注意!
園芸用の腐葉土を使うならよく調べよう!
幼虫君の餌切れに注意!
初令幼虫君の取り扱いに注意!

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