2006/4/27



今日、仕事を終え家に帰宅後、蛹化間じかの幼虫君の様子を見てみると
かなり茶色くなっていて、体の形が幼虫っぽくないと言うか、何かデコボコな感じに
なって来ていたので、間違いなく今日中には蛹化するだろう、と思い
しばらく観察する事に。

観察すること1時間ぐらいたった時に
幼虫君がゆっくりと体全体を動かし始めました、
それから、10分ぐらいすると、なんと幼虫君の背中に亀裂が入り
中から、白い蛹の姿が!!
あわてて、カメラを用意しました。



 
背中の亀裂がだんだん大きくなり
頭の方にだんだんと近づいてくると、なんと!!


 
頭が写真の様に割れ、中から
胸角と折りたたまれてるような感じの頭角が!!


 
ん〜、ピンボケで見にくいですね〜。
お尻のほうにピントが合ってしまっていてましたね。
残念!!


 
この間も幼虫君は皮を脱ぎ捨てようと必死で動いています。
折りたたまれていた頭角が少しずつ風船のように起き上がってきます。


 
少しづつではありますが、頭角が伸びてきました。


  
左から順番に写真を並べているのですが
一番左の写真だったら、わかると思うのですがまだ頭角は
ちじんだ状態でシワシワです。
蛹なりかけ君は、かなり動き回って頭角を蛹室の壁に当てまくりで
真ん中の写真の様に曲がってしまう時があります。
でも大丈夫なようで一番右の写真の様に、また元に戻ります。
まるで、少し空気の抜けた、カブトムシの角の形をしたビニールの浮き輪のようです。


  
この後も、動きまくって、あっち向いたり、こっち向いたり忙しそうにしています。
まだ、お尻のほうが完全に脱皮が完了していないようです。
でも、頭角はそれなりにまっすぐになって来ました。


 
最後は頭角もビシっと伸び、この状態で落ち着きました。
まだまだ真っ白ですが、見事に蛹化完了したようです。

写真を撮り始めてから、最後の写真まで約1時間。
子供と嫁さんと一緒に見入ってしましました。
若干、嫁の「気持ち悪い!気持ち悪い!」っと言う声にムカムカしまして、
「ほな、見んなや!!!」と、心の中で叫びましたが、
それより、この幼虫君のすごい変身ぶりに感動してしましました。

蛹は、あまり記憶の定かでない子供の頃に見た事はあるのと思うのですが
こんな劇的な瞬間は初めての経験でした。


この蛹君は、少し小さめでしたが無事に早く羽化してほしいものです。


先日に蛹化した子はこんな色になりました。

でも、この子、蛹室をかなり斜めに作ったようで
ほとんど、寝た状態になってしまっているので、羽化不全が心配なので
もう少し黒くなったら、人工蛹室を作ってそちらに移したいと思います。



いや〜、それにしても生命の神秘に感動を覚えた
幼虫観察でした。





   







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