2006/4/30



昨日から嫁の実家に泊まりで行っていたのですが、
今日、家に帰宅後、温室の最後の前蛹君を見てみると、見事に蛹化が完了していました。

嫁の実家に行く土曜日に、まだ前蛹状態だった幼虫君を見てみると
今日か明日中には蛹化しそうな状態だったので、ケースごと前蛹君を持っていって
観察しようか迷ったのですが、車で行くため振動などで前蛹君が疲れてしまって、
蛹化に失敗しても困るので、今回は蛹化に立ち会うことはあきらめました。




まずまずの角を持った立派な蛹になっていてくれていました。
この子も、蛹室をかなり斜めに作っていたので、少し胸角が下に折れた感じになってます。



今回、3頭の蛹化が無事に終わり、前蛹から蛹化になるまでに、幾つかの変化がありました。

蛹室を作り終えた時には幼虫君はすでに前蛹状態になっていて、
蛹室を作る前よりは、体の色は黄色くなっていて、シワシワになっていました。
蛹化が近くなると、今度は頭から約3分1の部分が、かなり茶色くなりました。
けれど、体の色の変化については、どうも個体差があるようで、
かなり、茶色くなる子もいれば、あまり茶色くならない子もいたように感じます。


  

さらに蛹化3日前程になると、上の左の写真の様に
背中の真ん中辺りに、赤茶色のあざの様な線が4本出てきました。
これも、色の濃さには個体差がありましたが、3頭ともあざの様な線は出てきていました。
2番目に蛹化した子は、この線がまるで内出血をしている様にはっきりと出ていました。

蛹化前日にぐらいになると、上の右の写真の様に
頭の真後ろがまるで打撲したかのように、膨らんできました。
ここには、胸角が入っていたので、その形がそのまま浮かび上がってきたのだと思います。


結局、3頭とも蛹室を作り終えてから、約1週間ほどで蛹化したと思います。


よく観察すると、いろいろな事がわかって楽しいですね。





   







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